宮城県

       2003年4月29日
     朝6時15分柏の自宅を出発。常磐道−磐越道−東北道−仙台南道−仙台東道−三陸道を経由し10時半に松島着。
     途中休憩を入れても4時間半のと思ったより近かった。これもW杯で、東北道から石巻までの道路が整備されたお陰だ。
     松島は3回目だが、いつもフラフラ歩くのみ。今回もフラフラと橋で渡れる雄島、福浦島を散策した。
     福浦島は赤い橋がかかっており、1周30分程度で回れる小さな島である。歩道も以前よりは整備されており、
     かなり歩きやすくなっていた。ベビーカーでも楽チンであった。
      松島泊であればもっとゆっくりとして、遊覧船に乗ったり、奥松島方面へ行ったりと出来るのだが、今晩は仙台泊のため
     まぐろづくしの昼食後、下道で仙台へと向かった。
     今夜の宿はホテルJALシティ仙台。仙台駅まで徒歩5分と便利な場所である。
     ダブルの部屋(今回は二人で12000円)にはベビーベッドを無料で入れてくれるため非常に有り難い。
     駐車場は立体式のため、一度預けてしまうと、途中での荷物の出し入れが出来ず不便だった。
     部屋で小休止後、市内観光&ディナーと繰り出した。
     まずは仙台駅に向かい、中央通り、一番町通りと歩いた。学生時代(15年前)とあまり変わり映えしないが、所々店舗が
     当時は全く無かった携帯ショップや百円ショップ、マツキヨと入れ替わっていた。
     一番町通りから本日のお目当て。牛タンで有名な「味処 太助」に向かう。しかし下調べで定休日が火曜日との情報。
     でも今日は旗日だしやってるかもと一縷の望みをかけて向かうがやはり休みだった。店の前で店員が支店を紹介してくれたが
     行ってみると行列。今日の所は諦めて明日出直すことにした。
     さて夕食はどうしようと東北最大の歓楽街国分町をさまよう。呼び込みの兄ちゃんがいっぱい立っていたが、妻、乳児連れの
     男に声がかかるわけがない。いずれ一人で出直そうなどと思いつつも、居酒屋風の食事屋に飛び込む。
     意外と美味しく満足の二人。早々に平らげ早めの就寝とした。
       4月30日
     今日のテーマは「食」。我が家らしいテーマである。
     朝食はホテルのバイキングもあったが、ランチの牛タンを美味しく頂くため、ちょっと軽めにコンビニのおにぎりとした。
     荷物の整理をして10時半ホテルをチェックアウト。仙台市役所近くの駐車場に車を止め、一目散に太助へ向かう。
     11時半開店のためちょっと早めの11時15分に着いたら誰も並んでいない。拍子抜けしたが、小雨も降っていたため
     ちょっとの間、商店街で雨宿りし5分前に戻ってみると10人くらい並んでいた。「ヤバイヤバイ」と思いつつも並ぶと
     あっという間にその後ろに行列が伸びていた。
     開店と同時にカウンターは満席。我々は子連れと言うこともあり、座敷に通された。メニューは牛タンの定食のみ。
     牛タン、麦飯、テールスープのセットで1350円。味には疎い私でも「旨い」とうならすこの牛タン。
     味だけでなく、この厚さ、歯ごたえ。来て良かったと二人で感激。二日がかりでありつけたこの牛タンを忘れることは無いだろう。
     最初の目的を達成した我々は次の目的を達成するために猪苗代へ向かった。
     続きは福島で。